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2002/10/05: "天然マイタケ炊き込み御飯とカラフトマスの香草焼き"
今夜のメニューは天然舞茸の炊き込み御飯とセッパリカラフトマスの香草焼き、ブナハリタケの吸い物、それに自宅の畑でとれたトマト。
感動の四品と言うべきかも知れませんが、マイタケの炊き込み御飯も忠類川のカラフトマスも絶品、前代未聞、言葉を失う美味しさ。 是非、絶対にお勧めです。
と言うわけでレシピを:
(1)天然マイタケの炊き込み御飯。
コシヒカリまたはササニシキの新米:5カップ(水加減は米の8割、つまり4カップ)
天然マイタケ:500g(手で一口大に裂く)
とり胸肉:300g(3cm角に切り、酒、醤油、出汁で煮、汁を切っておく。)
火をつける前のご飯に、出汁(昆布+カツオ)、塩、醤油、日本酒、とりの煮汁を合わせて1カップほどを加える。
これに先ほどの鶏肉、生のマイタケを加えご飯を炊くだけです。(焦げやすいのでの火加減に注意。)
炊き上がったらよく蒸らしてからかき混ぜる。
いやあ、天然マイタケの香りと歯ざわりが感涙ものです。 釜の蓋を取る前からマイタケの香りがします。
(少量のマイタケを楽しむには、マイタケを小さく刻んで醤油、酒、みりん、出汁で煮付け、これを炊き上がったご飯に汁ごと加えて混ぜる、という方法もあります。)
(2)カラフトマスの香草焼き
オスのカラフトマス(今回は60cmオーバーのものだったので我が家のオーブンには入らず、頭を落としましたが出来れば1匹丸ごと。):内臓、エラを取り除き、全体のぬめりも包丁の背などで丁寧にしごき落とし、充分に水洗いします。
水分をペーパータオルなどでふき取り、オーブンに入れる2時間ほど前から少し強めの塩を全体(腹の中まで)に振り、冷蔵庫に入れておきます。
ハーブ・ド・プロバンス、黒コショウをたっぷりと振り、いい香り系の生ハーブ(ローリエ、タイム、バジル、タラゴン、ローズマリーなど)を魚の腹に詰め、さらに残りの生ハーブで魚が見えなくなるくらいに覆います。
強火のオーブンで1時間。 途中、表面に焦げ目が付き始めた時点でオリーブオイルを全体にかけ回します。
予想をはるかに越える美味しさでした。 これも忠類川でカラフトマスを釣り過ぎた方には是非ともお勧めの一品です。 魚のサイズにもよるでしょうが、1匹で充分に7、8人前はあります。