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2005/03/18: "前山は至る所に雪崩の痕跡"
昨日からの雨で、山も雪解けが進んでいるのか寒河江川は濁流になっています。
居間から見る前山も雪崩の跡だらけです。 山を歩くにはちょっと嫌な時期です。
昨夜、カラマツの枝に乗って我が家をうかがっていたのはいつものテンなんですが、木登りに関しては驚異的な能力を持っています。 垂直の幹をまるで平地でも歩くかの様に上がって行きます。 猫などよりもはるかにスムーズな身のこなしです。 雪の壁も平気です。
この辺りのテンは首から尾までは金色に近い茶色、顔はほとんど純白と言ってもいいような薄いクリーム色、足首から爪先までは濃いチョコレート色で、まるでソックスでも履いているように見えます。 本当に美しい動物で、基本的には夜行性なのでしょうが、春先の沢筋などでは日中でも見かけたりします。 鳴き声はまだ一度も聞いたことがありません。
先日の昼過ぎ、妻が自分の部屋から「テンがいる。」と大声で呼びます。 家の前の県道を歩いていると言います。
私は見ることができなかったのですが、手を丸めて「こんなに小さくて、茶色で、すごく可愛かった。」そうなので、どうやらイタチを見たようです。
朝から雨になったり、雪になったりしています。
積雪も2m50cm前後まで減り、ほっとしながらも雪の消えるのが惜しいような気もしています。
雪が減って、急に川の流れの音が家の中まで聞こえてくるようになりました。