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2005/07/27: "不思議な本"
朝刊の一面下には3段1/8の書籍の広告が掲載されていて、これを見るのはちょっとした楽しみです。
まず、名前を知らない出版社の多さに驚きます。 そして、買いたくはないけどちょっと興味をそそられる本の広告もしょっちゅうです。
今朝の、この<世界文学 あらすじ大辞典>も興味をそそられる本のひとつです。
1巻18,900円、全4巻。 「ギルガメッシュからピンチョン(知りません。)まで、世界の名作1001編の詳細なあらすじを精選」してるんだそうです。 <詳細なあらすじ>ってのも、その粗筋をさらに<精選>てのも興味あるけど、どんな人が読むんだろうというのもすごく興味があります。
隣りの<世界女性人名大辞典>も面白そうです。 「あらゆる分野で活躍した古今東西の女性二千人を網羅」しているとかで、「だからどうした・・・?」ってな気もしないではないけど、多分、両者ともテレビや新聞雑誌などでクイズ問題を作っている人たち必携の書なんでしょう。 ほとんど売れそうにないし、この値段もしょうがないですね。
<あらすじで読む・・・>世界も益々広がっているようで、そのうち<あらすじで見る傑作映画>とか<あらすじで見る冬ソナ>はもちろんのこと、<あらすじで見る鉄腕アトム>、<あらすじで読むサザエさん>まで出てくることでしょう。
楽しみです。 サザエさんなんて、買っちゃいそうです。