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2005/07/06: "クールビズ、そして郵政民営化"
郵政民営化法案で議論する国会の大臣や議員たちの多くが<クールビズ>なるファッションで登場するんだけど、すごくダサいんです。 どうして、こうも決まらないんだろう?と思いながら見ていたんですが、問題はズボンですね。
テレビではよく分かりませんが、どうやらスーツの上着だけを脱いで、ズボンはそのままって格好なんじゃないかと推定しています。 まさか、チノパンやジーンズって訳にも行かないだろうし、ゴルフズボンも変だろうし、かと言ってビジネススーツのズボンと靴をそのままってのもヤボです。 何とかなりませんかね。
(法務大臣がチラリと登場しました。 相変わらずの真っ赤なスーツ姿だったので、意味も無く納得しました。 北海道からの帰り、東京で見かけたサラリーマンはほとんどがスーツ姿にネクタイで、汗を拭き拭き歩いていました。 クールビズってのは言葉だけが独り歩きしているだけで、どうやら小泉内閣限定ファッションと言うことらしい。 暑い、寒いなんてのはどちらかと言えば相対的な面もあるし、気温35℃ってことになれば上着があっても無くてもひどく暑いだろうし、そんなところから28℃のオフィスに入れば思いっきり涼しく感じるんじゃないでしょうか。)
郵政民営化に賛成だ、反対だって騒いでるけど、郵便事業そのものが不要になりつつあるんじゃないのかなあ。
年賀状以外にはハガキも手紙も書かないし、電話は携帯を含めて100%以上の普及率だろうし、電子メールだってずいぶん普及しているんだろうし、荷物はもちろん宅急便の方が郵便小包よりは確実だし早いし、我が家に届く雑誌や書類のほとんどはクロネコやペリカンが持って来てくれるし、金融機関だって地方銀行のオニーさんが回って来るし農協だってあるし、郵政事業が民営化されようが無くなろうが、困るのは支持団体が無くなる国会議員のセンセー方だけで、一般国民にそれほど大きな影響があるとも思えません。
海外とのやり取りだって、今や手紙よりはメールだろうし、Fedexや通常の運送会社で何の支障も感じません。 Amazon UKに注文した本は4日で届きました。
国会での議論の内容が見えないだけに、どうでもいいことで空騒ぎしているように思えてなりません。