[前の記事: "五里霧中・・・大井沢は霧の中"] [新着記事一覧に戻る] [次の記事: "珍鳥、そしてアカゲラ"]
2009/04/23: "積雪深0cm、筍の翁"
細かな雨に朝日が指して、やっと芽吹き始めた庭先の柳の枝も軒から落ちる雨だれも光っています。
犬にせがまれて外に出れば、吉太郎さんの裏山に虹がかかっていました。
アメダスの観測値では、昨日から大井沢の積雪がとうとうゼロになっています。 それでも、ほとんどの畑や田んぼはまだまだ深さ20〜30cmの残雪に覆われています。
昨日、健康診断のために町立の病院に行ったら、広い待合室は例によって後期高齢者の皆さんで大変な賑わいでした。
耳が遠くなっている人たちが多いのか、隣同士で交わす病気自慢、村の噂、戦争の思い出、定額給付金の使い道・・・まるで怒鳴りあいです。 あんなにお元気なんですから、まだまだ10年や20年は長生きされるに違いありません。
私の名前が呼ばれ、診察室の前に行くと診察が終わったお爺さんがTシャツ姿で出てきて、脱衣籠の衣類を着始めました。
半袖のTシャツの上に長袖Tシャツ、さらに駱駝色の暖かそうなシャツ、ワイシャツ、セーター、更に毛糸のベスト、その上にフリースの上着、そして最後にジャンパーです。
ズボンのベルト(その長さたるや、お爺さんの体を一回り半以上もしていました。)を緩めてシャツ類を押し込んでいるのを見ていると、白いパンツの上にモモヒキが2枚。
それでも、それほど着膨れている風にも見えなくて、ついつい先日いただいた筍を連想してしまいました。
入浴のときも大変でしょうねえ・・・。