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2002/12/02: "保存食をどう食うか"

しばらくぶりに寒河江まで買出しに行ってきました。
すっかり「山形価格」に慣らされてしまったものですから、500円を超えるものは例え1kgパックの牛肉でも「高い!」などと勘違いしたりします。 それにしてもキャベツはどの店でもひどかったです。 不作なんでしょうか。

今日の買い物は主に食材で、牛、豚、鶏などを大量に買い込んできて冷凍保存しました。 豚や鶏は東京よりも安いかもしれませんが、牛肉は少し高いようです。 野菜類は圧倒的にこちらの方が安いですね。
ただ、我が家で消費する野菜類は基本的には自宅の畑で取れたものが中心なので、購入したのはゴボウとサトイモだけになりました。

今、いろいろと工夫しているのは春から秋にかけて塩漬けにした、山菜類やキノコの調理法です。
今年、塩漬けにして保存しているのはワラビ、ウド、ミズ、山フキ、きゅうり、ナス、シソの実、ミョウガ、それにナメコなどのキノコ類なんですが、これをどう処理して、どういう料理にするかはかなりチャレンジングで面白い作業です。
自信作のひとつは「塩漬けナスの味噌炒め」です。 これは生のナスを味噌炒めにしたものとは少し風味が異なりますが、常備菜としてはなかなかのものです。
シソの実とミョウガの塩漬けは重宝しています。 炊き立てのご飯に混ぜておにぎりにしてもいいですし、きゅうりやキャベツの浅漬けに混ぜるのも好きです。 娘は塩漬けのシソの実をサラダに入れたりしています。
山菜の塩漬けは基本的には塩出しをして干し大根や人参、生姜などを加え、出汁と醤油で漬け直して市販の「山菜漬け」風にしていますが、市販のものよりははるかにおいしいものが出来ます。
私の実家から沢庵漬け用に干した大根を送ってくれるとのことなので、これから沢庵漬けの仕込みをします。 最近は「三五八漬け」などの簡便で甘ったるい漬け方が流行のようですが、私は普通の「ぬか漬け」が好きです。

今年の春に仕込んだ味噌が非常にいい出来で、3日ほど前から使い始めました。
大きな味噌樽や漬物樽がいくつも並んでいるというのは私の田舎暮らしの夢だったのですが、少し近づいたかも知れません。 もちろん、青菜(せいさい)も白菜も漬物樽の中でいい味になっています。 大量にいただいた赤カブの保存法には私なりのアイデイアを取り入れたのですが、これは実にうまく行きました。
キノコ類の保存法としては、一度茹でてから冷凍するのがどうやら最適な方法のようです。

今日は月山の頂上までくっきりと見えるほどの晴天だったせいか、数日振りにカモシカが姿を見せました。
Sageの960に#7ラインを乗せて投げてみたら、簡単にフルラインが出てしまいました。 邪道かもしれません。 正しい練習を心がけようと思います。 ま、飛ばしたからといって釣れるとは限りませんけどね。