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2002/12/08: "e-mail/internet"
私のところに届く電子メールはもちろん私的なものばかりなんですが、休日にはピタリと止まります。
友人、知人でパソコンを自宅に持っていない人なんて居ないはずなのに、自宅のパソコンはホコリを被っているんだろうか? それとも「reed only」モードにでも設定してるんだろうか?
やはり、パソコンてのは仕事場で使うものなんでしょうね。 特に私の周囲の人たちのようにパソコンを飯の種にしているような人たちは家では「見るのもイヤ」になっているのかもしれません。
あるいは、彼らから見れば私もいまだに「仕事」の延長上に存在しているのかもしれません。
会社を辞めて4年近くになります。 大井沢に来て丸1年が経ちました。
もし、パソコンとインターネットが無かったらサラリーマンを止め、月山の麓に移住してからのソフトランデイングはほぼ不可能だったろうと思います。
仕事を離れてからも、昔の同僚たち、仕事で知り合った人たち、業界の仲間たち、その他沢山の友人や知人から毎日のようにメールが送られてきます。 それは4年が過ぎた今もほとんど変わりなく続いています。
さすがに仕事がらみメールは無くなりましたが、それでも時おりパソコン(ITと呼ぶべきなのかな?)業界関連の噂話などが飛び込んできます。 もうひとつ、ほぼゼロになってしまったのが飲み会のお誘いです。 誰かのグループアリアスの中に私のアドレスが残っているのか、たまにショットガンメールが紛れ込んでくる程度です。
日常的にメールをやり取りをしたり、彼らのホームページを覗いたり、掲示板経由でメッセージのやり取りをしたりしているせいか、1年以上も顔を合わせていない人に会っても「しばらくぶり」という感じがしません。 「ところで、この前の件だけど・・・。」などと、すぐに話の「続き」に入ってしまうことができます。
仕事を離れたあとの孤独感や隔離感を全く味わわないまま、実に楽しく日常生活を過ごせた最大の理由はInternetの存在です。
Internetもe-mailも、何とはなしに手続きが煩雑で面倒ではあるんですが、コミュニケーション手段として電話やFaxとは全く違った「ぬくもり」のようなものを感じるのは私が居た仕事場のせいなんでしょうか。