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2005/03/20: "白餅(粢=しとぎ)を搗く(1)"
19日(土)は修平さんのお宅で、黒淵部落の白餅搗きでした。
3年前、私や私の家族の「白餅を食べたことが無いので、機会があったら是非食べさせてください。」などと言う無責任な発言で始まった行事です。 白餅は米の粉に砂糖を加えて、すり鉢ででも練れば簡単にできるものと思っていました。
白餅搗きの準備は2~3日前から始まります。
(1)うるち米を1昼夜ほど水に漬け、ざるに上げてよく水を切っておきます。
(2)餅に搗き込む豆や胡桃などの用意をしておきます。 好みによっては干し柿を入れたりもするそうです。
(3)ざるに上げて、水気を切っておいた米を臼で搗き、粉にします。 米は生です。
今回は3升の米を使いましたが、細かな米粉にするまで1時間以上も搗きました。
(4)きれいにした臼に豆や胡桃などの具を入れ、つぶれるまで軽く搗き、そこに目の細かな篩にかけた米粉、砂糖、少量の水を入れ、ねばりとつやが出るまで1時間ほども搗きます。 重労働です。