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2006/04/06: "０℃が寒い"

今朝は粉雪が蕗漬けて（＜吹き付けて＞のつもりなんですが、MS-IMEさんは春らしい風情の美味しそうな変換をしますね。）いて、気温は０℃前後。　真冬の０℃は暖かいのに、春先の０℃はとても寒く感じます。

最近、友人や知人たちのBlogを読んでいて思うのは、情報収集にはずいぶんと金がかかると言うこと。
どっかのバカ政党はガセネタに１，０００万円も払うつもりだったそうだけど。

我々の日常的な情報源と言えば、電波、活字、インターネットと言ったところなんでしょうが、それ以上に重要なのが飲んだり食ったり、会合に出たり、買い物に行ったり、映画を見たり、音楽を聴いたりということのような気もします。
電波や活字にしてもそれぞれ複数の媒体、しかも出来るだけ多種多彩な媒体に接する必要があるだろうし、とにかく金をかけないことには情報も知識も集まらないんでしょうね。

そう言えば、昔、１００人前後の大学生に面接をする機会があって、その折にひどく興味を引かれたことがあります。
ほとんどの学生が新聞も読まなければテレビも見ないと答えたんです。　つまり、彼らは社会で起きていることに興味を持っていないのではないか、と思えたことです。
そんな学生たちが卒業して・・・というよりは大学から押し出されてしまって、何をしていいのかも分からず、ただただ路頭に迷い出てフリーター化したりニート化したりるのは当然かも知れない・・・と思ったりもする訳です。
したいことが見つからない、という事は単に彼らの情報不足に過ぎないような気もします。
私が学生だったときに聞いた若い助教授のセリフを思い出します。　彼は参考書を買わないある学生に対して、一言「勉強には金がかかるんです。」とだけ言いました。
同じように、「情報にも金がかかるんです。」ということなんでしょうね。　新聞は言わずもがなですが、雑誌も読まず、飲みにも行かなければ食いにも行かないようなヤツは駄目ですね。　もっとも、最近流行りの新書を読んで＜読書＞だと思っている連中も救いようがないけど・・・。