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2006/04/27: "ぼろの季節"
一年の中で、この時期は大井沢がもっともみすぼらしく見える時期です。
山の斜面には黄砂で汚れた残雪がまだらに残り、川や沢の水は雪代で濁り、花はもちろん新緑さえも無く、まるでぼろをまとっているようです。
あと2〜3週間もして雪解けがさらに進めば、野草の花がいっせいに開き、新緑が輝き、一気に大井沢の春がやって来るのですが・・・。
今日の積雪量はとうとう1mを切りました。 消えてしまう雪が惜しいような物足りなくなってしまうような、そんな感じもしています。 中村屋のおばさんも、「雪が無ければ無いで、ちっと寂しいような気もするな。」と言います。
前の年の11月から、1年の半分を雪に閉じ込められ、毎日が雪との格闘だったのに不思議な心境です。
もう車のタイヤを夏タイヤに交換しても良さそうです。 ついでに融雪剤で塩漬けになった車を洗うことにします。