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2006/04/17: "好きなのは宅急便のトラックじゃなくて"
宅急便のトラックが家の前に止まると嬉しくてワクワクしちゃうものだから、自分では宅急便のトラックが大好きなんだと思い込んでいました。
でも、冷静に考えてみれば好きなのは宅急便で届く荷物な訳で、それを届けてくれるトラックの方は嫌いじゃない程度に好きなだけだと言うことが分かりました。 ま、パブロフの犬の様なものですね。
と言う訳で、今日は千葉の知人からは掘りたての筍と自宅で取れた甘夏、東京の娘からは紀ノ国屋のパンやチーズ、それに沖縄土産の諸々。
筍は本当に好きです。 若竹煮や土佐煮もいいし、身欠き鰊と一緒に煮たのも好きだし、ご飯に炊き込んでもいいし、特に根元のガリガリと硬いところはたまりませんね。
ところで、今の時期、山形県内のスーパーでは<孟宗煮用>と称して牛肉の薄切りを売っているのですが、この<孟宗煮>という料理が正体不明です。 何度か、肉売り場の店員に<孟宗煮>とはどんな料理なのかを尋ねたのですが、「ただ筍を煮るだけです。」と言ったような答えばかりで少しも要領を得ません。
つい先日もスーパーのチラシに<孟宗煮用牛肉>というのが出ていました。 もしかしたら、これは単に筍と薄切り牛肉を醤油、砂糖、酒などで煮ただけの極めて素朴な料理なんじゃないかと思い始めています。 一説に寄れば、山形県民一人当たりの牛肉消費量は日本一なんだそうなので、筍だろうが里芋だろうが、とにかく牛肉と一緒に煮ればご馳走ということになるのかも知れません。