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2006/04/26: "突然のマイクロソフト"

DSC05979 (96k image)
反体制、反マイクロソフト(マイクロソフトが体制と言えるかどうかは別にして)だとばかり思っていた朝日新聞が昨日、今日とマイクロソフト記事。 しかも、まだ続きそうな気配です。
(28日の朝日を見たらシリーズ3回目はIBMに話が移っていて、さらに趣旨不明の記事になっていました。)

billgが居て、西さんが居て、成毛さんや古川さんが居て、眞柄さんも居て、それはそれで面白いんだけど、何を言おうとしている記事なのか、その趣旨がどうも分かりません。 続きを読めば何か趣旨らしきものが出て来るのかも知れませんが、それでも読んでいて思うのはパソコンの業界もITの世界もずいぶん変わったなあと言うことですね。
昔のようにPCやPCソフトのローカライゼーションなんて、販売方法だけじゃなく製品そのものにも必要の無い時代になって来ているような感じがします。
20年前、マイクロソフトの日本法人が出来、徳島特産の日本語ワープロソフトが一世を風靡し、1−2−3などというふざけた名前の表計算ソフトが有った頃には、「ソフトは文化だ。」なんてことも言ってたんだけど、ここまでグローバライゼーションが進んでしまえば、もうそんな時代じゃありませんよね。 日本市場の特異性なんてのはもはやどこにも存在しなくて、世界で売れるものが日本でのヒット商品になり、世界の流行が日本のファッションなんでしょう。
小学校での英語教育も必修化しそうだし、外国製ソフトの日本語化なんてことだって近いうちには不要になってしまってATOKなんて本当に消えてしまうかも知れません。

そんな訳で、やはり日本の将来を考えれば天皇制と石原都知事と大井沢は極めて重要な意味を持っていることになるんですね。 なぜ大井沢か・・・ここには日本古来の原風景が色濃く残っています。
やっぱり新聞はインターネットなどよりもはるかに有意義です。 必要も無い情報を必要も無いときに伝えてくれます。 そして、やっぱり新聞は朝日ですね。 丸谷才一のコラムだけじゃありません。