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2002/12/22: "テレビドラマ"
大井沢でロケをしたテレビドラマのビデオを東京の家族が送ってくれました。
早送りで見ても飽きてしまうような内容のミステリー(かな?)でしたが、別の意味でとても面白かったです。
娘と二人で大笑いしながら最後まで早送りで見てしまいました。
どこが面白かったか? コメントを控えさせていただきます。
多分、あのドラマは視聴者を馬鹿したりおちょくったりするために制作した訳ではなくて、本当は視聴者のことなんて全く考えていなくて、制作と放映の意図は全然別のところに有ったんだろうと推測します。
これは推測の域を出ないのですが、その意図は:
(1)倒産しそうな制作プロダクションに金を払う。
(2)仕事が無くて困っている俳優に金を払う。
(3)家賃が払えずに追い立てをくらっている脚本家に金を払う。
(4)あわよくばスポンサーをだまして金を取る。
(5)ついでにロケ地の観光協会や旅館をだましてスタッフがタダで飲み食いをする。
なんてところじゃないのかな?
現に、このロケに協力した地元の皆さんには何の謝礼もしていないそうだし・・・。
テレビ、新聞、雑誌などのマス媒体にからんだ仕事している連中というのはどうも「タカリ根性」と仲間同士の「もたれ合い根性」に凝り固まったような奴ばかりといった印象を受けます。 新聞記者や雑誌記者にもゆすり、タカリまがいのことをしている連中はかなり居るし、広告会社や制作プロダクションの怪しげな裏金づくりの例も列挙にいとまが無いし、大企業の宣伝担当者の悪いうわさもいろいろと聞こえて来たりします。
結局、マス媒体全体のそのような体質がテレビドラマだけじゃなくて新聞雑誌の報道内容のレベルの低さにまで集約されちゃうんでしょうね。
私の知ってる新聞記者にも新橋あたりの飲み屋で「記事で紹介するからタダで飲ませろ。」などという奴が居るし、有名な釣りのプロにも「雑誌に書いてやるからタダで泊めろ。」などと民宿に予約も無しに入り込んでくる奴も居ます。
テレビとか雑誌と言えば周囲が恐れ入るだろう、などと思い込んでいるところに彼らの下劣さと頭の悪さが出ています。
しかも、自分たちはエライ、と思い込んでいるんですから始末に終えません。
いずれにしても、大変興味深いドラマではありました。(山形では放送されなかったんじゃないかな。)