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2005/10/12: "清貧の食卓: ツキノワグマの好物4種盛り"
芝栗、ブナ胡桃(ブナの実)、山葡萄、アケビ。 我が家からフライライン3本分も歩けば、いくらでもあります。
(ふと思いついたんだけど、「山の木の実食べ放題 <バー 森の熊>」なんてはどうだろう? AXISビルの横辺りで、<駄菓子バー>の向こうを張って。 もちろん、栗も胡桃もそのまま生で出します。 山葡萄をつまみに赤ワインなんて、駄目かなあ?)
一昨年、大井沢で聞いた話:
11月の大井沢川上流で、林野庁の仕事で山に入っていた人が、熊と出くわしました。
熊は薄っすらと積もった新雪の上に座り込み、落ち葉の上に落ちていた自分の周りのブナの実を拾い食いしていたそうです。 「手で拾っていた。」と言うんです。
えっ、あの手で?と思わず声を上げたら、「爪の間に挟んで摘むんだ。」とのことなんです。
この小さな三角形の実は滑りやすくて、人間の指先でもかなり拾いにくいものです。 今でも、熊がブナの実を「手で摘んで」食べていた、とは信じられずにいます。 多分、本当なんでしょうけど。 いや、絶対にウソじゃないでしょう。
でも、眉につばを付けたくなるなあ・・・。