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2005/10/27: "楽しい薪割り"

DSC04224 (133k image)

朝日山の家の志田さんから薪割り機を貸してもらって、天気のいい日を見計らっては薪を割っています。
県道沿いの空き地で作業をしているせいか、通りがかりの色々な人が車を止めては声を掛けてきます。 それが、息抜きにもなるし、結構面白い会話になったりもします。
昨日も、何組かの方々と会話が弾みました。 それをそのまま再現したいのですが、まだ山形弁や大井沢弁をその通りに表現するだけの語学力を習得できていません。

会話1: 80歳前後のおじさんが軽トラックを止めて降りてきます。
お: 「上島(じょうじま)は、あっちか?」(と川の対岸を指差します。)
私: 「そうです。 そこの橋を渡れば上島です。」
お: 「あの道は県道に戻るのか?」
私: 「ああ、大丈夫ですよ。 道なりに行けば、この県道にまた出ますから。」
お: 「シズカ君の家はどの辺りだ?」
私: 「あそこに見える青い屋根がそうです。 お元気ですよ。」
お: 「おお。 そうか。 オレと同年兵なんだ。」
私: 「そうなんですか。 どちらにお住まいなんですか?」
お: 「*+?<#%・・・だ。」(地名聞き取れず。)
私: 「そうですか。 じゃ、近いんですね。」(極めていい加減な対応。)
お: 「んだ。 邪魔したな。」
で、おじさんは軽トラックに乗って、シズカ君ちを訪ねるでもなく走り去ったんだけど、楽しい会話でした。 <同年兵>なんて言葉を音で聞いたのも何十年ぶりのことです。 若い皆さんには意味不明じゃないですか?

会話2: 70歳代と思しき2組みの夫婦連れがワンボックスカーを止めて、ぞろぞろと降りてきます。 私の薪割り作業を4人で黙ってみています。 私が挨拶しても、4人とも無表情です。 で、私も無視して作業を続けていると、突然・・・。
おじ1: 「なんぼすんだ?」
私: 「え? 薪ですか?」
おじ1: 「この機械だ。」
私: 「さあ、どうなんでしょう。 借りて使ってるんで、よく分からないんですけどね。」

おじ2: 「一日にどのくれえ焚く?」
私: 「この機械をですか?」
おじ2: 「いや、いや、薪だ、薪。」
私: 「そうですねえ。 日にもよりますねえ。」
おば1&2: 「んだべねえ。」

おじ1: 「楽か?」
私: 「薪ストーブですか?」
おじ1: 「いや、この機械だ。」
私: 「楽ですよ。 試してみますか?」
おじ2: 薪を割って見て「楽だあ! 天国だな。」
おば1&2: 「んだがあ・・・。 んだべねえ・・・。」
という事で、またぞろぞろと車に乗って走り去りました。 とても建設的な会話が弾みました。

この他にも、通りすがりの大型ダンプカーの運転手さんや地元の方々数人と、和やかな会話を交わすことができました。
薪割りは止められませんね。