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2006/05/07: "娘たちが来て麻布十番<福島屋>のおでん"
麻布十番<やきとんのあべちゃん>のとなり、スターバックスの向いに<福島屋>というおでん種屋さんがあります。
ここで売っているおでん種はほとんどが自家製でどれもがとても美味しく、ここの味に慣れてしまうとスーパーなどで売っている有名メーカーの大量生産おでん種などとても食う気にはなれなくなります。
うずらの卵が入った巣籠もり、銀杏が嬉しい袋、それにがんもどき、ごぼ天、いか天、五色揚げ、焼きちくわ、はんぺん・・・などと家族の人数分をそろえたりするととんでもない量になって、二日も三日もおでんが続いたりしたものです。 特にチクワブは絶品で、娘たちは今でも一人で2本も3本も食べてしまいます。
大井沢に来てから、寒河江市のスーパーで紀文のおでん種を一度だけ買ったことがあります。 あれはいけません。 あまりにも甘過ぎます。 好みの問題ですから人それぞれなんでしょうけど、東京で売っている紀文製品よりもかなり甘いような感じです。 あれ以来山形でおでん種を買うのを諦めていました。
娘たちがお土産に持ってきてくれた<福島屋>のおでん種はどれもこれもが気取りの無い自然の味で、しばらくぶりにおでんらしいおでんを食った気になりました。 千葉から届いた筍の柔らかなところを入れてみたのですが、これは良かったですね。
(ちなみに写真は2日目の状態で主な種はほとんど消えてます。 この残り汁でうどんを食った娘が、「あ、チクワブの味だ。」と叫んでいました。)