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2006/05/10: "ブナの森はまだ雪の中"
近くの山に入ってみたら、ブナの芽吹きは始まっているのに根元にはまだ1m以上の雪です。
キビタキに似た鳥が栗の木の梢でさえずっていました。 双眼鏡で見ると、キビタキよりもさらに鮮やかなミカン色に覆われています。 持っていたのがコンパクトカメラだけだったので写真には撮れませんでしたが、家に帰って図鑑を調べたらマミジロキビタキのようです。 かなり珍しい鳥だそうです。
森一面に落ちているのはブナの実の殻です。
昨年の秋がブナの実の豊作だったことの証拠です。 山の動物たちにとってはとてもいい秋だったのでしょうが、この冬はカモシカは2頭、リスと兎が1匹ずつ、狐は3匹、タヌキは5〜6匹とずいぶん多くの動物の死を見ました。 これまでも山の中では沢山の死があったのに私が気付かなかっただけで、今年これだけの死を目にしたのは犬と一緒に歩いていたせいかも知れません。